アントン・ブルックナーはオーストリアの作曲家です。1824年に生まれました。オルガン奏者をしながら、作曲をしていました。交響曲は第0番から第9番まであります。第7番は大指揮者ニキシュがライプツィヒで初演して以来大成功の名曲です。ブルックナーの交響曲は長い演奏時間の曲が多いです。この曲も約70分かかります。ブルックナーの曲の良さは長いけれども、開放的でのんびり聞ける所にあると思います。
私の好きな演奏は、ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団です。ロヴロ・フォン・マタチッチは1899年旧ユーゴスラビア連邦の クロアチア州(当時はオーストリア帝国領)で生まれました。1965年の初来日以来亡くなる1年前の1984年まで定期的にNHK交響楽団の指揮台に立った名指揮者でした。この演奏の第3楽章が好きでよく聞きます。フルパワーのオーケストラの醍醐味が味わえます。
この演奏は1967年3月プラハの「芸術家の家」で録音されました。
埼玉県伊奈町服部歯科医院服部行孝
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2010年5月25日
ブルックナー作曲交響曲第7番
2010年5月24日
モーツァルト作曲 「ホルン協奏曲第3番」
モーツァルトは4曲のホルン協奏曲を書いています。イグナーツ・ロイドケープと言うホルン奏者のためにウイーンで書いたといわれています。晴れ晴れとした感じがあり、日曜日の朝に聞くのに最適です。特に第3番は旋律が美しく、名曲の1つです。
私の好きな演奏はイギリスのホルン奏者アラン・シヴィルがドイツの指揮者ルドルフ・ケンペ指揮するロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団と共演した録音です。軽やかですが、こくがあって何度聞いても飽きません。アラン・シヴィルはドイツの指揮者オットー・クレンペラーやイギリスの指揮者ネヴィル・マリナーとも、モーツァルトのホルン協奏曲を録音していますが、2度目に録音されたルドルフ・ケンペとの共演が最も引き締まっていると思います。
この演奏は1966年ロンドンで録音されました。
埼玉県伊奈町服部歯科医院服部行孝
2010年5月23日
チャイコフスキー作曲 幻想序曲「ロメオとジュリエット」
イギリスの文豪シェークスピアの戯曲「ロメオとジュリエット」はいろいろな形で音楽に取り上げられています。
チャイコフスキーの幻想序曲もその一つです。曲は幻想序曲と呼ばれているように、原作のストーリーを忠実に音で追ったものではありませんが、キャピュレット家とモンタギュー家との争いや、ロメオとジュリエットの愛の語らいと死などの場面がソナタ形式の枠組みのなかで巧みに描き出されています。ロメオとジュリエットの愛のテーマは情熱的で大変美しいです。
お薦めの演奏はイタリアの指揮者クラウディオ・アバドの指揮するボストン交響楽団です。後にシカゴ交響楽団やベルリンフィルハーモニー管弦楽団とも録音していますが、最初のボストン交響楽団の録音が一番好きです。
この録音は1971年2月にボストン・シンフォニー・ホールで行われました。
埼玉県 伊奈町 服部歯科医院 服部行孝
2010年5月22日
リムスキー・コルサコフ作曲交響組曲『シェエラザード』
アラビアン・ナイト(千夜一夜物語)を王妃シェエラザードが、暴君シャリアール王に千一夜にわたって語って聞かせると言うものです。リムスキー・コルサコフはこの曲について楽譜の扉に次の様に書いています。「サルタン・シャリアールはすべての女を不貞と信じ、結婚初夜を過ぎると、その王妃を殺す決心をした。だが、何人目かの王妃になったシェエラザードは、一千一夜の間、王の為に面白い物語を続けた。王は話の続きを聞きたく思って、王妃を死刑にするのを一日一日と延期しなければならなかったのである。そしてついにその恐るべき決心は取り消されるのだった。」
リムスキー・コルサコフはロシアの作曲家です。元々は海軍士官でした。この曲を1888年44才の時に作曲しました。
この曲は4つの楽章からできています。どの楽章も素晴らしいですが、私は第3楽章「若き王子と王女」が特に好きです。この上なくロマンチックなメロディに魅了されてしまいます。
お薦めの演奏は、レオポルド・ストコフスキー指揮ロンドン交響楽団です。全盛期のハリウッド映画音楽の様な豪華で華麗な演奏です。1964年9月にロンドンのキングズウェーホールで録音されました。
埼玉県伊奈町服部歯科医院服部行孝
2010年5月21日
ラヴェル作曲『亡き王女のためのパヴァ-ヌ』
ラヴェルの曲では一般に『ボレロ』が有名ですが、私は『亡き王女のためのパヴァーヌ』の方がはるかに好きです。
元々はピアノの曲ですが、ラヴェル自身が編曲したオーケストラ版もよく演奏されます。ホルンの物憂い感傷的な旋律の後、ハープが出てくると思わず感動してしまいます。ラヴェルの管弦楽曲はどれも『オーケストレーションの魔術師』とまで言われたラヴェル独特の華麗で色彩豊かな音色が発揮された音楽になっています。
私の好きな演奏はピエール・モントゥー指揮ロンドン交響楽団です。ピエール・モントゥーはフランスの指揮者です。
ラヴェルと同じ1875年生まれで、ラヴェルの名曲バレエ音楽『ダフニスとクロエ』を1912年に初演しています。
この演奏は1961年12月にロンドンのキングズウェーホールで録音されました。
埼玉県伊奈町服部歯科医院院長服部行孝
2010年5月20日
マスカーニ作曲 歌劇『カヴァレりア・ルスティカーナ 』間奏曲
マスカー二作曲の悲劇の歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』の中に出てくる美しい間奏曲です。
この曲はよくCMのバックなどに流れていて、聞けばこの曲聴いたことがある。と思われる人も多いと思います。
私はこの曲が好きでよく聞きます。おすすめの演奏は、カラヤン指揮のベルリンフィルハーモニー管弦楽団です。
カラヤンは1940年代に実際に作曲者マスカー二の指揮でイタリアの有名な歌劇場ミラノスカラ座にて歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』を聞いて感激したらしいです。この演奏は『オペラ間奏曲集』に入っています。このCDは他の演奏も美しいですが、なぜか『カヴァレリア・ルスティカーナ』は何回聞いてもその美しさに感動するだけでなく、飽きません。
それは多分指揮者のカラヤンが感動して演奏しているからだと思います。
この録音は1967年9月にベルリン、イエス・キリスト教会で録音されました。
埼玉県伊奈町服部歯科医院服部行孝
2010年3月23日
ラフマニノフ作曲 ピアノ協奏曲第2番
ラフマニノフ作曲 ピアノ協奏曲第2番
この曲は哀愁を帯びた情緒あふれるピアノ協奏曲の名曲です。その昔、イギリス映画の「逢引き」に使われたことで有名です。ラフマニノフはロシアの大ピアニストであり、かつ大作曲家でした。身長が1メートル90センチ以上もあり、手も非常に大きく、今もしピアニストとしてデビューしてきたら、ロシアの現役のピアニストは顔色を失うだろうと言われているぐらいです。これぐらいの名曲になると誰が演奏してもすばらしいです。
私が好きなのは、ウラディミール・アシュケナージ(ピアノ) アンドレ・プレビン(指揮)ロンドン交響楽団です。ウラディミール・アシュケナージはソ連のピアニストで1962年のチャイコフスキー・コンクールに優勝しています。小柄ですが、大変なテクニシャンです。指揮者のアンドレ・プレビンは若い頃MGM映画の音楽監督や映画音楽の作曲家として人気を博するとともに、ジャズピアニストとしても活躍していました。1962年指揮者としてデビュー。今やウィーンフィルも指揮する名指揮者です。この録音は1970年4月ロンドンのキングズウェイホールで行われました。
埼玉県 伊奈町 服部歯科医院院長 服部行孝
2010年3月20日
1954-1979年録音のクラシック音楽鑑賞
1954-1979年録音のクラシック音楽鑑賞
私の趣味の一つは1954-1979年録音のクラシック音楽のレコード・CDを聞く事です。1954-1979年の間はデジタル録音になる前のアナログ録音(テープ録音)の時代です。この時代こそ、第二次世界大戦の為に作れなかったレコードを音楽家・音楽プロデューサー・音楽会社が熱意を持って製作した時代です。
1954年はクラシック音楽ではステレオ録音が発明された年であり、1954-1979年の録音は今聞いても十分鑑賞に耐える物が多いです。
美しい音楽はいつも人の心を癒してくれる物ではないかと思います。
次回から私の好きな美しいクラシックの曲とその1954-1979年録音の名盤について書いてみたいと思います。
埼玉県伊奈町服部歯科医院服部行孝
2010年3月18日
歯科医師の勉強会について
私の入っている歯科医師の勉強会はWDSCと言います。会員は約40名です。
Weekend Dental Study Club の略です。
土・日・祝日に話題の講師に勉強会に来てもらっています。
毎月2日 多い時は4日勉強会があります。
1日目に理論 2日目に実習と言う事が多いです。
2010年1月のテーマは歯の噛み合わせ 矯正のリテーナ 医科のサプリメント
2月のテーマは最新のインプラント矯正シリーズ第6回(最終回)
3月のテーマは歯の内部処置(歯内療法といいます)
埼玉県伊奈町服部歯科医院服部行孝
2010年2月25日
服部歯科医院HP公開しました
ごらん頂きありがとうございます。 本日服部歯科医院のHPを公開いたしました。
診療方針から、各診療科目の細かい説明、また不定期に更新していく予定のブログまで、内容を常に更新してまいりますので是非ご覧いただければ幸いです。