たとえば左側の奥歯下2本が無いとします。それに対して右側は上下とも奥歯が揃って
いるとします。この場合この方は多分右側で食べる回数が多いと思います。なぜなら
左側は下の奥歯が2本無いという事は、ふつうは片側7本歯があるはずが5本しかない
事になります。左の上の奥歯が欠けていなくて7本あっても、下が5本しか無ければ
上下5本までしかかみ合いません。
ふつう前歯はおそばのような麺類を噛み切ることはできても、肉のようなものを食べるのには
向いていません。やはりしっかりしたものを噛み切ったり、すりつぶしたりするには奥歯が
必要です。4番目、5番目の歯を小臼歯といいます。小臼歯という名のとおり、かみ合わせの
ところは小さなうすの形をしており、奥歯2本がなくても5番目までの歯があれば一応咬めます。
ただ6番目、7番目の歯は大臼歯といい、大きな臼状でよく咬めます。 つづく。
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