歯の1番外側の組織はエナメル質です。非常に硬く、神経や血管は走っていません。
1ミリぐらい厚みがあるので、少し磨り減ってもしみてきたりしません。エナメル質が
歯の内部を守る最大の砦です。ただ強い酸に弱いので、レモンやグレープフルーツを
食べた後、お茶をのんだりして薄めないと、エナメル質が溶けてしまい、歯がしみる
原因になります。
歯の2番目の組織は象牙質です。象牙質は象牙細管を通じて神経や血管の入っている
歯髄に刺激が伝わるようになっているので、ある意味では象牙質は神経や血管と同じ
ようなものだともいえます。
象牙質に虫歯がおよぶとしみたり、違和感を感じるのはそのためです。象牙質に虫歯が
達したらすぐに治療したほうが良いです。なぜなら虫歯が象牙質に達しても最初は真ん中に
ある神経や血管まで距離があるので、神経や血管のダメージがあまりないからです。
この状態のうちに虫歯の治療をすることを薦めます。
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