いくつになっても矯正はできるのは事実です。しかしそれは歯を移動させるのが可能と
言うだけです。移動した場所にきちんと歯が収まり、そのまま骨が固まっていけば良い
ですが、なんとなくしっかりせず意図した咬み合わせがくずれそうになったりする可能性も
あります。また歯の移動量が多かったりすると、歯のまわりの歯肉が下がってしまって
いままでより歯が長く見えることもあります。
小学生1年生や2年生が矯正して小学5年生や6年生に歯並びが完成した場合はもともと
未完成のものが完成したのですから、きれいに仕上がった後で心配することは何も
ありません。ところが大人の人の矯正の場合はそうではありません。咬み合わせや
見た目は完全でなくても、それは完成している安定している形なのです。それを壊して
新しく理想的な歯ならびに変えるわけです。しかしそれは長くかかって作り上げられたものを
壊して作るわけですから、矯正をしたほうが得か、安定した咬み合わせが得られるか、
歯肉などが下がってかえって審美的に問題がでないか考えてから矯正を始めたほうが
良いと思います。
北足立郡・伊奈町 のインプラント 矯正歯科・歯医者なら服部歯科医院