乳歯は小学校に入学する前後から永久歯に生え変わっていきます。そして小学6年生頃には
全部永久歯に生え変わっていることがほとんどです。
中学生になっても乳歯が残っている場合はつぎの場合が考えられます。
①乳歯の下にもともと先天的に永久歯がなく、永久歯が下から生えてくることによる乳歯の
根の吸収がなく、乳歯の根が残っているので乳歯が抜け落ちない。
こういう場合は7番目の歯が生えてきてないなら抜いてしまい歯がよって来るのを期待する
のも1つの方法です。残しても30才ごろまでには根が短くなってもたないことが多いです。
②乳歯の下に永久歯はある。しかし何らかの理由で乳歯の根が吸収されて短くなるはずが
短くならず、乳歯が抜け落ちずに残っている。
大体は永久歯が出て来る時に乳歯の2つある根の1つだけが吸収して、もう1つの根が
残ってしまって乳歯が抜けずに永久歯が出てこられないケースである。こういう場合は
乳歯を中学生のうちに抜歯してしまうのが、良いと思います。
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