歯の1番外側のエナメル質が欠けただけか、歯の2番目の層の象牙質まで虫歯が侵入しているが少しだけの場合だと思われます。この状態で治療した場合は治療としては1番安心できる状態です。なぜなら水や冷たいものがしみないので神経や血管の入っている場所がエナメル質や象牙質の硬い層に守られていると考えられるからです。神経や血管に1度細菌が到達して感染してしまうと非常にやっかいなことになります。歯の中は狭い所なので炎症が引きにくいのです。
埼玉県 伊奈町 服部歯科医院
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歯の1番外側のエナメル質が欠けただけか、歯の2番目の層の象牙質まで虫歯が侵入しているが少しだけの場合だと思われます。この状態で治療した場合は治療としては1番安心できる状態です。なぜなら水や冷たいものがしみないので神経や血管の入っている場所がエナメル質や象牙質の硬い層に守られていると考えられるからです。神経や血管に1度細菌が到達して感染してしまうと非常にやっかいなことになります。歯の中は狭い所なので炎症が引きにくいのです。
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方杖をつくことが歯並びに良くないことはすでに書きました。この場合下顎の右下だけに手首をあてていると右の下の歯並びの途中が内側にへこみます。それだけではなくて右側の顔の下側も変形するのです。つまり顔が左右対称でなくなるということです。ひどい場合は正面から見た場合はっきりわかります。また上顎の右の頬骨のあたりに手首をあてていると右の上の歯並びの途中が内側にへこみます。それだけでなく右側の顔の上側も変形するのです。ひどい場合は前から見たら左右の顔の違いがわかります。このように手首で顎に力を加えると顔が変形するということです。
舌をいつも外に出して歯ではさんだり、つよく大きく舌を外に出したりしていると上の歯と下の歯の間に隙間ができてしまいます。つまり指しゃぶりやつめを噛む癖と同じことが起こるということです。また舌でたえず上の前歯を押していると上の歯が外へ傾いたり、出っ歯になったりする恐れがあります。歯の位置というのは内側からの舌の圧力と口を閉じたときのほっぺたの圧力によってその位置が決まるということを意識してください。それから上の歯と下の歯の間に指や爪や舌を入れているとその分だけすきまが開いてしまう事ももう1度認識してください。
癖というべきではないかもしれませんが、口をあけて呼吸することは大変歯並びに影響をあたえます。口を閉じて鼻で呼吸するのと口で主に呼吸するのでは歯並びがぜんぜんかわってきます。その理由は口を閉じて鼻で呼吸していると舌が口の内側からたえず歯を外側へ押す事になり歯のアーチは大きいものになります。口をあけて呼吸していると舌による圧力がほとんどないので口を閉じて鼻で呼吸した時より上の歯アーチは大きくなりません。つまり口を閉じて鼻で呼吸した時より口をで呼吸したほうが歯並びが悪くなります。
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手首を顎にあてて方杖をつくのは非常に歯並びに影響があります。歯並びの形はU字形や半円形の形だときれいに歯が並びやすいですが、方杖をついて毎日歯のアーチの真ん中に力を加えると、真ん中が内側へへこみ4番目や5番目の歯が内側に入り、歯並びが悪くなります。方杖をつくことによって、1度真ん中あたりの歯が内側に入ってしまうと、矯正しない限り絶対外へ出てきません。完全に内側に入ってしまい舌の運動の邪魔になる場合は抜いてしまうのも1つの方法です。ただ片側だけ抜いた場合は当然の事ですが、歯並びは対称にはなりません。
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指しゃぶりと同じような癖につめをかむというのがあります。こちらは中学生ぐらいでもやっている人がいます。口の中に指の先を入れるのですから、指しゃぶりと本質的には同じです。指しゃぶりやつめをかむ癖はストレスと関係しているという話もあるので、ただやめさせようとせずに、何か指をしゃぶったりつめをかむストレスがないのか考えてから、そちらに配慮しながら指しゃぶりやつめをかむ癖をなおさせるようにもっていくのがコツかもしれません。
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2歳ー5歳ぐらいなら1番多いのは指しゃぶりでしょう。できることなら5歳ー6歳にかけて下の1番目の歯(真ん中の2本の歯)が生えてくる前にやめられれば良いと思います。指を入れていると下の前歯と上の前歯の間にすきまができます。それはおもに下の歯は内側に入れられ、上の歯は外に押し出されることによってすきまが作りだされます。指しゃぶりをやめると上の歯はくちびるの周りの筋肉やじん帯によって内側に入ってきます。下の歯は舌の圧力によって外に押し出されてきます。すきまはどんどん埋まっていき、早い段階でやめれば指しゃぶりをした影響がほとんどなくなります。
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高校生以上の人は普通8番目の歯(親知らず)を除くと上顎には左に7本、右に7本合計14本、下顎にも14本歯があります。上下で合計28本あるわけですから単純に両方で28キログラムの力で物を食べたとすると1本あたり1キログラムとなります。この時かみあわせが悪くて、ある1本の歯が最初に1本だけ反対側の1本の歯とあたるとすると28キログラムを2本で支えるわけですから、1本あたり14キログラムとなります。全部の歯が均等にあたる場合の14倍になります。このようにある特定の歯だけが最初にあたると歯に異常な力がかかり歯がぐらつく原因になります。
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義歯の最大の利点はなんどでも作りなおす事ができることです。また不幸にして歯が一本なくなった場合は普通その部分だけ歯を足せば良いだけです。ただ義歯も長持ちさせたいなら、最低でも半年に一度、歯周病菌に弱い人は3ヵ月に一度は歯周病の治療をしないと、針金のかかっている歯がだめになって義歯の大幅な修理が必要になります。場合によっては義歯の作りなおしになります。義歯を入れると針金のかかっている歯に負担がかかり、歯周病菌の影響を受けやすくなります。義歯のかみあわせも変わっていくのでかみあわせの調整が半年か少なくとも1年に1回は必要です。
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インプラントの良さは固定式であるがゆえに、ほとんど自然の歯のように作ることができることです。またインプラントは他の歯を頼りにする必要がなく、ブリッジのように抜けた歯のとなりの歯を削る必要がなく、また義歯のように他の歯に針金をかける必要がありません。ただあまり骨がへっている場合、義歯のように歯肉を作る部分がないので、工夫が必要なばあいがあります。インプラントの弱点は費用が高い、歯周病菌に弱いタイプの人はたえず定期健診が必要である、骨が少ない場合なんらかの全処置をやる必要がある。などです。
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