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住所

北足立郡伊奈町寿3-132-2

TEL

048-728-5323

アクセス

埼玉新都市交通(シャトル)
羽貫駅下車徒歩3分


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各種健康保険取扱い/予約制・初診・急患随時受付

2010年9月17日

麻酔注射について

ふつうの歯科医院で使う麻酔は浸潤麻酔というものです。麻酔をかけたい場所に注射をうって、時間の経過とともにだんだん浸透していくのを待ちます。この方法の良い点は患者さんの意識があるということです。麻酔のかかっている所はマヒしていますが、他のところは正常な感覚です。この方法の欠点は炎症がひろがって、痛みがひどくなるとその場所が酸性に傾き、浸潤麻酔が効かなくなって来ることです。よって我慢できなくなるほど、またはどこが痛いかわからなくなるほど炎症がひどくなってから歯科医院に来ても、麻酔が効きにくいということです。少しおかしいなとか、少し痛みがある時に来院されることをお薦めします。

埼玉県 伊奈町 服部歯科医院

Filed under: 診療日誌 — admin @ 10:50 PM


2010年9月16日

前歯や奥歯の神経や血管の入っている根菅の治療について

1番目、2番目、3番目までの上下の前歯は神経や血管が入っている根菅がふつう一つです。丹念にきれいにすれば確実に治ります。下の4番目、5番目の歯も根菅がふつう一つです。上の4番目の歯はふつう二つです。5番目の歯は一つが多いですが二つのときもあります。6番目の歯はふつう3つですが4つもあります。7番目の歯はふつう二つか3つですが、一つまたは4つのときがあります。このように前歯よりも奥歯のほうが根菅の数が多いので、根菅の入り口をみつけるだけでも時間がかかり治療回数と費用がかかってしまいます。

埼玉県 伊奈町 服部歯科医院

Filed under: 診療日誌 — admin @ 1:07 PM


2010年9月15日

歯の磨耗が激しい人について

50歳以上で非常に歯が磨り減っている人がおられます。男の人が多いですが、別に歯ぎしりがひどい人ばかりではありません。原因は酸っぱいものが好きなことが多いです。レモンなどの柑橘類が好きでしょっちゅう食べるというものです。歯が酸にいつもさらされていると、歯の表面の非常に硬いエナメル質が溶けてしまいます。一番硬い一番外にあるエナメル質が溶けてしまうと、二番目にある象牙質はエナメル質より柔らかいので、更に簡単に溶けてしまいます。歯が簡単にすりへってしまい、歯がしみるようになったり、ひびが入ってきたりします。

埼玉県 伊奈町 服部歯科医院

Filed under: 診療日誌 — admin @ 11:05 PM


2010年9月14日

歯並びが悪くなる原因の一つについて

歯並びが悪くなる原因の一つに歯列の狭さくがあります。歯列がV字形をしていたり、片側又は両側の奥歯が内側に倒れこんでいたり、片側又は両側の歯列の途中がへこんだりしていることがあります。これらの原因は(1)片側または両側で頬づえをついている。(2)鼻ではなく口で呼吸する事が多い。対策としては口で呼吸するのではなくて、鼻で呼吸してくちを閉じるによって舌によって歯列をひろげる。方杖をつくことをできるだけ低学年でやめて、顎の正常な成長に戻す。これらによって歯並びの悪化が防げます。

Filed under: 診療日誌 — admin @ 10:16 PM


2010年9月13日

歯の先天的欠損について

歯の歯胚がうまくできなくて、永久歯が何本かないことがあります。特に多いのは下の2番目と5番目です。上の2番目がないことも多いです。こういう場合歯がないからといって、必ずしも矯正しなければならないことはありません。むしろ場合によっては歯が大きかったり、顎と歯の大きさのバランスがとれなくて、抜歯しないとうまく歯が並ばない場合があります。こういう場合なら歯が2本ぐらいなくても、もともと歯を2本ぐらい抜かないときれいに歯がならばなかったので、逆に歯ならびが良くなったりします。

埼玉県 伊奈町 服部歯科医院

Filed under: 診療日誌 — admin @ 10:20 PM


2010年9月12日

矯正はする必要があるのかについて

別に矯正などする必要はないのではないかという意見をお持ちの人もおられるのではないかと思います。八重歯になっても何か支障があるのか。という質問に対してはこう答えられます。3番目の歯の犬歯が少々外へ出ていて八重歯になっても、見た目をそんなに気にしなければ問題はないのではないかと思っておられるならそんなことはありません。3番目の犬歯は根が他の歯より長く、前歯と奥歯の間にあり、横や前に下の顎が動く時に他の歯の負担を助けているのです。3番目の犬歯があたってない影響で顎の関節が痛くなったり、歯周病になった時に他の歯がぐらつき易くなります。

埼玉県 伊奈町 服部歯科医院

Filed under: 診療日誌 — admin @ 9:21 AM


2010年9月11日

高血圧について

たとえば収縮期血圧が200mmHg以上、拡張期血圧が120mmHgあった場合、WHOによる血圧分類表(1999年)では重症より上の緊急症になっています。つまりこんな状態では抜歯などの処置はできないということです。正常血圧というのは収縮期血圧130mmHg以下、拡張期血圧85mmHg以下をいいます。高血圧の人が内科でこの正常血圧にコントロールされていれば抜歯は楽で、出血を簡単に止められます。ところが内科から高血圧の薬が出ているのに、飲むのを忘れて抜歯に来たりすると、歯を抜いた後、出血がなかなか止まらないことになります。高血圧の人は内科で十分コントロールしてもらってから、歯科を受診してください。

埼玉県 伊奈町 服部歯科医院

Filed under: 診療日誌 — admin @ 10:28 PM


2010年9月10日

糖尿病にかかっておられる人へ

今でもだんだん歯の周りの状態が悪くなって、歯はぐらぐらして抜けていくものだ、と思っている人がおられるみたいです。確かに20才を過ぎると歯茎は1年に平均0・2ミリ下がります。ということは10年で2ミリ下がるということです。普通の人でしかし糖尿病にかかっておられる人はもっと下がる可能性があります。糖尿病になると細菌にかかりやすくなります。3-6ヶ月の定期健診を受けて、細菌のよごれをとっていれば、歯茎や歯の周りの骨が溶ける危険が下がります。しかし糖尿病にかかっているのに、歯科の定期的なクリーニングを受けずに、たまに腫れるときだけ歯科で薬のみもらっていると、いつのまにか歯の周りの骨が溶けてしまう事があります。そうなると抜歯になる可能性が高くなります。きちんと定期的な歯のよごれの除去をしていればそう簡単に歯は抜けるものではありません。

Filed under: 診療日誌 — admin @ 9:33 PM


2010年9月9日

反対咬合について

何回か書いてきた様に3歳児検診で反対咬合といわれたらどうしたら良いか。反対咬合というのは本来なら上の顎の歯が外にあって、下の歯が内側にあるべきものが、上の顎の歯が内側にあって下顎の歯が外側にある為に、前に成長しようとする上の顎の成長を下の顎の歯が押さえてしまいます。よって最も良い治療法はまず3-5歳の乳歯だけの時に簡単な矯正装置で治してしまい、できるだけ正常な状態がそのまま続くように注意深く観察していきます。永久歯に代わっていく時に正常なままならokです。もしまた下の歯が外に出てきたなら、もう一度簡単な装置で治します。費用は少し多くかかりますがきれいに治ります。

Filed under: 診療日誌 — admin @ 9:15 PM


2010年9月8日

3歳児歯科検診について(3)

3歳児歯科検診で交叉咬合といわれたら、4-5歳でも良いですからはやく矯正装置を入れて、交叉咬合を正常な咬合に治したほうがよいです。というのは交叉咬合は上の歯並びと下の歯並びがクロスしていて、反対咬合のように5-7歳ぐらいの時に自然にうまく永久歯に生え代わることが期待できないからです。そのまま放置しておくとますますひどくなり、顔の左と右が非対称になります。やれるのならできるだけ早い段階にさっと矯正してしまう事をおすすめします。

埼玉県 伊奈町 服部歯科医院

Filed under: 診療日誌 — admin @ 8:38 PM