歯ブラシの不足な所を磨くには、歯間ブラシが良いと思います。40歳以上で歯周病にかかっている人は必須です。ただしサイズがあってないと、効果が落ちます。歯間ブラシのサイズが小さすぎると、汚れが十分に取れません。また逆に大きすぎるとうまく入ってきません。歯科衛生士にサイズを見てもらって、2種類ぐらいの歯間ブラシを使い分けるのが良いと思います。 続く。
埼玉県伊奈町服部歯科医院服部行孝
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2010年6月6日
歯周病の治療法(5)歯間ブラシ
2010年6月5日
歯周病の治療法(4)歯ブラシについて
歯周病にはどういう歯ブラシが、良いのでしょうか。私自身はヘッドの小さ目の歯ブラシの方が好きです。毛が2列の方が3列よりも、歯の隙間のあいている人、つまり歯周病にかかっている人や年齢のいっている人に向いています。
20歳を過ぎると大体1年に0.1ミリずつ歯茎は下がります。40歳になると20歳の時より約2ミリ歯茎が下がっています。そのために歯と歯の間に隙間ができたり、歯が長く見えたりします。よって歯ブラシだけでは歯の全周をきれいにするのが、むづかしくなります。どうすればよいのでしょう。 続く。
2010年6月4日
私の歯科医としてやりたい事
(1)1歳から20歳まで虫歯の無い美しい歯並びをつくる。
(2)20歳から35歳まで虫歯の無い美しい歯並びを持続する。
(3)35歳から40歳まで歯周病の予防を始める。
(4)40歳から本格的に歯周病の予防に取り組む。
(5)60歳からできるだけ多くの歯が残る予防法を考える。
(6)80歳から天寿をまっとうするまで、できるだけ自分の歯で食事を出来るようにする。
2010年6月1日
2010年4月歯科講習会
テーマは最新の歯周病治療法。講師はK師。これは3回シリーズの第1回。
K師の講習会は2008年の2日間コースに続き2回目。相変わらずハイレベルですばらしい。基本的な話でも必ず臨床に結びついているので、次の日から役にたつ。いろいろな質問にも丁寧に答えてくれ、話の話題も多岐に渡り申し分なし。秋以降に予定されている第2回も楽しみである。第2回の講習会は実習付きなので、1日目が講義、2日目が実習になると思う。いままでにもかなりの数の歯周病の講習会を聞いてきたが、そのなかでもトップクラスである。こういう講習会ばかりだと、短期間にものすごく力があがるのだが。
埼玉県伊奈町服部歯科医院服部行孝
2010年5月31日
2010年3月歯科講習会
3月のテーマは歯内療法。講師は歯科界では名の通っているS・Y師。(古くからやっているからとも言えるが)
他の人の反応は「あまりに基礎的過ぎて、肝心の最後の根充の所までいってない。」など否定的な意見もあったが、私にとっては基礎的な歯の構造をもう1度確認できたのは良かったと思っている。いまでも治療中に参考になることがある。ただ歯内療法は色々な方法をやって
みたり、いろいろな講師の話を聞いたりしてきたので、ある程度完成の域に達して来ているので大きく治療法が変わったと言う事は無かった。しかし治療法に終わりは無いのでさらに洗練されたものにしたいと思っている。
埼玉県伊奈町服部歯科医院服部行孝
2010年5月30日
2010年2月歯科講習会
講師は矯正専門医のY・Y師
第6回目(最終回)主に歯の移動が終わった後に、その位置に歯を留めるにはどうしたらよいかと言う話。
第1回から第6回まで最新の矯正方法が聞けたのは良かったと思います。また大学に長くいた後開業されているので、効率的でかつ治療レベルの高い方法を教えていただきました。
1・5歳児検診、3歳児検診、保育所、小学校、中学校、などの検診に言って痛感するのは、どう少なく見ても30から40パーセントの子供の歯並びに問題があるという事です。歯科大学を卒業以来いろいろな矯正医の講習を受けましたが、今回の講習がテクニックも新しく洗練されている上に確実性もあり、なかなか良いと思いました。このテクニックをベースに(必要ならもちろん他のテクニックも使って)矯正相談、希望されるなら矯正診断治療計画、更に希望されるなら矯正治療の3段階をできるだけ安く提供したいと思っています。
埼玉県伊奈町服部歯科医院服部行孝
2010年5月29日
2010年1月歯科講習会
1・10のテーマは「咀嚼と咬合」講師はN・K師
はっきり言ってこの講習会は評判が良くなかった。理由の1つはあまりに自分の説の主張が強すぎて、いままでの定説の否定が多かったことだ。長い年月をかけてある程度みんなのコンセンサスが得られている説まで否定するのは少し無理があると思う。
1・11のテーマは「疲労はなぜ起きるのか。」講師は精神科のK・O師
この講習会はばかうけした。昨日の反動もあるが、たぶん関西人でもあり、精神科医でもある講師の乗せのうまさがあったのだと思う。疲労と自律神経は同じ中枢にある。つまりいそがし過ぎると自律神経がやられると言う事。ヘルペスウィルスは体が疲れると体の外に出ようとする。疲れて口の中に出てくると口内炎になり、皮膚に出てくると帯状疱疹になる。疲労のリセット因子は修復物質が体の中にあり、昼も出ているが、夜に出て細胞を修復する。つまり夜は体を休めて、寝なきゃダメということ。他にもいろいろな話がありましたが、以下はカット。
埼玉県伊奈町服部歯科医院服部行孝
2010年5月28日
ショパン作曲「ピアノ協奏曲第2番」
この曲は実際は第1番よりはやく1829年から1830年にかけて書かれました。ショパン19歳から20歳にかけての作品です。天才の若書きであり、青春独特の美しさがあります。第2楽章はショパンが初恋の人コンスタンチア・グワドコフスカへの思いを込めて書いたと伝えられる有名なラルゲットですが、私は特に第3楽章が好きです。
私の好きな演奏はフランスの名ピアニストサンソン・フランソワとルイ・フレモー指揮モンテ・カルロ国立歌劇場管弦楽団の共演です。フランソワは1924年フランス人の両親のもとドイツで生まれました。
5歳よりピアノの手ほどきを受け6歳でヨーロッパ各地で公演を行ったといわれる神童でした。抜群のセンスと素晴らしいテクニックを持っていましたが、1970年パリで心臓発作のために46歳でなくなりました。
この録音は1965年7月にモンテ・カルロで行われました。
埼玉県伊奈町服部歯科医院服部行孝
2010年5月27日
フリードリッヒ・ヘンデル作曲「ハープ協奏曲変ロ長調」作品4の6
J.S.バッハと並ぶバロック音楽の巨匠のヘンデルがオラトリオ「アレクサンダーの饗宴」の幕間音楽の為に書いた作品です。テレビのコマーシャルの音楽としてよく使われています。最初からハープが出てきてオーケストラとメロディを掛け合いますが、貴族的な優雅さにうっとりしてしまいます。
お薦めの演奏はリリー・ラスキーヌのハープ、ジャン・フランソワ・パイヤール指揮パイヤール室内管弦楽団の演奏です。リリー・ラスキーヌは1893年パリ生まれ。フランスとハープのかかわりの歴史は長く、とりわけ18世紀後半にはマリー・アントワネットを初め貴族社会、上中流社会にハープを爪弾くというたしなみが非常な流行を見せました。モーツァルトもフルートとハープの為の協奏曲をパリ訪問の間に書いています。この演奏は華麗で流麗な技巧とエレガントな表情で美しく聴かせています。1965年パリで録音されました。
埼玉県伊奈町服部歯科医院服部歯科医院
2010年5月26日
ベートーベン作曲「交響曲第2番」
おそらくベートーベンの交響曲の中で一番演奏される機会の少ない曲だと思います。私はこの交響曲が結構好きでよく聞きます。ベートーベンがこの曲を作曲したのは、31歳から32歳にかけてです。ベートーベンだって若い頃があり、ピアノの名手として女の人にもてたと言うはなしです。特にピアノの即興演奏にはあのモーツァルトも驚嘆したということです。この交響曲には若さと夢があると思います。
お薦めの演奏はアンドレ・クリュイタンス指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団です。ベルギーの指揮者アンドレ・クリュイタンスはフランスを中心に活躍しましたが、ドイツ音楽も得意としていました。クリュイタンスの洗練された優美な感情はみずみずしさと品位をもたらしています。この録音は1959年4月ベルリンのグリューネヴァルト教会で録音されました。
埼玉県伊奈町服部歯科医院服部行孝