下顎の小臼歯と大臼歯のインプラントが骨の厚みさえあれば、成功しやすいことは述べました。では下顎の3番目の犬歯はどうでしょう。犬歯部分も骨の長さと幅があればそうむずかしくはありません。むしろ神経や血管のはいっている下歯槽菅が4番目の小臼歯の所で骨のなかから出ていくので犬歯の所には大きな神経や血管は走っていません。ただ骨の幅が狭いことが多く、審美的な部分に関係しているのでインプラントを入れる方向には、細心の注意が必要です。具体的にはパソコン上で理想のインプラントの径と長さを決めてその方向に入れるということです。
埼玉県 伊奈町 服部歯科医院