インプラントが成功しやすい条件の4つ目は糖尿病にかかっていないことです。糖尿病にかかると、どうしても細菌に感染しやすくなります。インプラントは骨と直接くっついているので、普通の歯よりもがっちりしています。普通の歯には歯のまわりに歯根膜があり、歯のクッションの役目をしています。この歯根膜が細菌予防の役割を果たしており、骨に直接ダメージがいくことを防いでいます。ところがインプラントでは歯根膜がないので、一旦インプラントのまわりが細菌に感染してしまうと炎症がどんどん波及してしまい、インプラントの周りの骨が溶けてしまいます。軽いうちはなんとかなりますが、骨の損傷があまり大きいとインプラントをはずすしかなくなります。
埼玉県 伊奈町 服部歯科医院