6歳-8歳頃の拡大は3歳ー5歳頃の拡大にくらべれば骨のやわらかさは劣るし、乳歯歯根を移動させることによる後継永久歯の連帯移動も3歳ー5歳頃の拡大にくらべれば、幾分効果は少ないところがありますが、まだ十分に連帯移動を行うことができます。乳歯を積極的に動かして乳歯の3番目4番目5番目の歯を側方へ拡大することによって、歯槽骨を変形させ、永久歯の崩出方向に変化を与えることができます。ただし第一大臼歯の遠心移動は崩出開始後できるだけ早いほうがよいです。顎骨内で第2大臼歯の形成が進んでくると、未放出第2大臼歯が遠心に接触し、第一大臼歯の遠心移動が不利になるからです。
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2010年8月31日
歯並びを治すための拡大について(2)
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