上の真ん中の歯が出ているだけでなく、上の顎全体が前に出ている場合、3つのパターンが考えられます。(1)上顎前突型、(2)下顎 後退型、(3)上下中間型です。一般的なイメージとしては、出っ歯の場合上の顎が出ているからそうなっているのだろうと思われがちですが、実際レントゲンを横からあてて分析すると以外にもそうではありません。根津先生、永田先生が上顎前突患者100例を診査したところ、(1)7%、(2)73%、(3)15%です。つまり下顎が引っ込んでいるのが73%で、上顎が出ているのが7%、その中間が15%、その他5%という事です。以外にも下顎の後退している症例が日本人には多いのです。
埼玉県 伊奈町 服部歯科医院