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2011年12月5日

小学1年生や2年生から歯の矯正するのはかわいそうについて(2)

マーラー 作曲 交響曲 第9番

マーラー 作曲 交響曲 第9番

小学1年生や2年生から歯の矯正をすると大体乳歯がすべて生えかわるのを見届け

なければならないので小学5年生または6年生までかかります。

そんなに長くかかるの。かわいそうと思われるかもしれません。実際はそうでは

ありません。約2年で簡単な装置による歯を移動させる矯正は終わります。つまり

小学3年生か4年生になると前歯の部分はきれいに永久歯がならんでいるのです。

その後は奥の乳歯がうまく永久歯と生えかわるか見届けるだけなのです。

負担のあまりかからない簡単な保持装置を使って、乳歯がうまく永久歯に生えかわる

様に、時には永久歯がうまく出る様に乳歯を削ったり、時には永久歯がうまく出る様に

乳歯を抜いたり、いろいろ必要なことをやるだけなのです。なにもしないできれいに

乳歯が永久歯に生えかわりそうなら何もしません。小学校低学年から歯の矯正を

始めた方がいろいろな手段が選べて結局は簡単にきれいな歯並びになるのです。

北足立郡・伊奈町 のインプラント 矯正歯科・歯医者なら服部歯科医院

Filed under: WEB診療日誌 — admin @ 9:54 PM


2011年12月4日

小学1年生や2年生から歯の矯正するのはかわいそうについて(1)

シューベルト 作曲 交響曲 第8番 未完成

シューベルト 作曲 交響曲 第8番 未完成

小学1年生や2年生から歯ならびに問題がありそうなら早めに歯の矯正をした方が良い

ですよ。と言うとそんな小さな時から器具をはめて歯の矯正をさせるのはかわいそうと

思われる方もおられると思います。

ところがそれは逆なのです。小学1年生や2年生はまだ顎や顔が小さく、歯ならびを良く

する為に歯の矯正をしても痛みがほとんどないのです。それは顎が大きくなろうとして

いるので歯並びを良くするために力を加えても無理がないのです。

本当ならこの歯の大きさならこれぐらいの顎の大きさがなければならないのに顎の

発達が良くなくて顎が小さいとうまく並ばないのです。それを歯に簡単な器具をつけて

本来あるべき大きさにするための手助けをするのが歯の矯正なのです。

中学生や高校生になって歯の矯正をすると痛みは出やすくなります。それは顎の

大きさがほぼ大人に近くなり、歯並びも乳歯がすべて抜けてしまって、永久歯ばかり

なので歯ならびを良くしようとする無理な力がかかりやすくなるからです。 

続く。

北足立郡・伊奈町 のインプラント 矯正歯科・歯医者なら服部歯科医院

Filed under: WEB診療日誌 — admin @ 12:04 PM


2011年12月3日

歯の矯正は何才から始めたら良いかについて(8)

ブルックナー 作曲 交響曲 第4番 ロマンティック

ブルックナー 作曲 交響曲 第4番 ロマンティック

小学6年生(12才)の場合

①男の子の場合

小学6年生から歯の矯正を始めた場合、1年で終了することはまず不可能です。つまり

中学生になっても矯正を続けることになるということです。部活や塾などで忙しくなるとは

思いますが、多分中学2年生ごろになる終わりまで頑張って欲しいとおもいます。

症例によっては永久歯の抜歯が必要な可能性はあります。上の顎の成長のピークは

過ぎているので横顔を重視した場合、永久歯を抜歯したほうがきれいに見える場合が

でてきます。もし永久歯をできるだけ抜きたくないなら小学1年生か2年生から歯の

矯正をはじめた方が良いです。

②女の子の場合

男の子より歯が出ているとか気になる年頃なので、急いで治療しないと永久歯の

抜歯は避けられないと思います。小学6年生から中学1年生が永久歯を抜かないで

治療できる最後のチャンスです。歯ならびが悪いから治したいと中学2年生から

来られた場合かなりの確率で永久歯の抜歯をしないと美しい横顔を得られないと

思います。歯並びが気になるなら小学生のうちに相談に来てください。

北足立郡・伊奈町 のインプラント 矯正歯科・歯医者なら服部歯科医院

Filed under: WEB診療日誌 — admin @ 11:37 PM


2011年12月2日

歯の矯正は何才から始めたら良いかについて(7)

ドヴォルザーク 作曲 交響曲 第8番

ドヴォルザーク 作曲 交響曲 第8番

小学5年生(11才)の場合

①男の子の場合

何度も書いているように上顎の成長のピークは10才です。

小学5年生は10才か11才です。まだまだ上顎の成長の余地はあるとは言え

ピークは過ぎつつあるわけです。よって小学生低学年から始めた場合に比べて中学生に

なってから抜歯をしないと横顔に満足が得られない場合が出ると思います。

治療自体も中学生まで治療が続くと思います。ただ中学生での治療は抜歯を

しなければ割りと簡単な治療になると思います。

②女の子の場合

男の子より普通は生えかわりが早いのでかなり乳歯が永久歯に代わっていると思い

ます。それだけ治療が厳しくなると言えますが、女の子の場合やはりお母さんも

含めて顔の美しさに対する意識が男の子と違うのでなんとか乗り切れることが多いです。

ただ治療自体は中学生になってからもしばらく続く可能性が高いと思ってください。

北足立郡・伊奈町 のインプラント 矯正歯科・歯医者なら服部歯科医院

Filed under: WEB診療日誌 — admin @ 9:08 PM


2011年12月1日

歯の矯正は何才から始めたら良いかについて(6)

マーラー 作曲 交響曲 大地の歌

マーラー 作曲 交響曲 大地の歌

小学4年生(10才)の場合

①男の子場合

上顎のピークが10才なのでケースによっては中学生になっても治療を続ける可能性は

あります。ただ小学4年生になりたての時に治療を始めればほとんどのケースは

ぎりぎり6年生に終われると思います。

私としては歯の矯正をするなら、小学生低学年から始めた方が良いと思っています。

なぜなら中学生になると部活で忙しくなり、バスケット、柔道その他摂触プレーがある

運動については歯の表面にブラケットをつけてワイヤーを入れて治療しようとすると

けがをする恐れがあるからです。成長の面でもまだ上下の顎が十分大きくなる余地が

残されているのでいろいろな治療が可能です。

②女の子の場合

男の子よりも生えかわりが早いことが多いので小学4年生の始めから治療を始めれば

ぎりぎり小学6年生の終われる可能性はあります。ただケースによっては中学生に

治療がずれこむこともあります。

北足立郡・伊奈町 のインプラント 矯正歯科・歯医者なら服部歯科医院

Filed under: WEB診療日誌 — admin @ 9:06 AM


2011年11月30日

歯の矯正は何才から始めたら良いかについて(5)

ドヴォルザーク 作曲 交響曲 第9番 新世界から

ドヴォルザーク 作曲 交響曲 第9番 新世界から

小学3年生(9才)の場合

①男の子の場合

小学3年生になりたての場合は小学1年生や2年生と同じように特別なことがなければ

小学6年生頃終わると思います。ただ小学3年生でも小学4年生に近く、年齢もすぐに

10才になるようなら症例によっては小学6年生ぐらいで終わって、中学生になってから

最後の仕上げをする可能性もあります。

②女の子の場合

女の子の方が男の子よりも乳歯から永久歯に生えかわるのが早いので、小学3年生から

始めた場合問題が何もなければ小学5年生か6年生に終わります。

逆に問題がある場合は中学生になってから仕上げをすることになります。それでも

10才が上顎の成長のピークなのできびしいケースでは小学1年生または2年生から

歯の矯正をし始めるのが良いと思います。

北足立郡・伊奈町 のインプラント 矯正歯科・歯医者なら服部歯科医院

Filed under: WEB診療日誌 — admin @ 10:07 PM


2011年11月29日

歯の矯正は何才から始めた良いかについて(4)

ハイドン 作曲 交響曲 第100番 軍隊

ハイドン 作曲 交響曲 第100番 軍隊

小学2年生(8才)から始めた場合

①男の子の場合

大体小学6年生には終わると思います。乳歯から永久歯への生えかわりは個人差が

あるのでなかなか5番目あたりの乳歯が抜けなくて、中学生になって終了の可能性も

あります。しかし10才あたりの上顎の成長のピークを利用できるのでほとんどの

ケースで小学6年生で終われると思います。

②女の子の場合

男の子より乳歯から永久歯への生えかわりが早いので小学5年生に終わる子もいると

思います。小学6年生にはまず終わる子がほとんどでしょう。

小学6年生で終わらない場合はもともと歯の大きさが極端に平均より永久歯の大きさが

大きいか、先天的な歯の欠如があるか、6才臼歯の位置が矯正する前から位置が

前目にあって乳歯が永久歯に代わった場合、横顔に満足できなかった場合です。

北足立郡・伊奈町 のインプラント 矯正歯科・歯医者なら服部歯科医院

Filed under: WEB診療日誌 — admin @ 10:14 PM


2011年11月27日

歯の矯正は何才から始めたら良いかについて(3)

ヨハン・シュトラウス 作曲 ワルツ 美しき青きドナウ

ヨハン・シュトラウス 作曲 ワルツ 美しき青きドナウ

小学1年生(7才)から始めた場合

男の子は6番目までの歯がすべて乳歯から永久歯に生え代わるのを確認しなければ

ならないので小学6年生が終了になることが多いと思います。生え代わりが早い子は

小学5年生で終了の可能性もあります。逆に歯が極端に大きい場合などで顔の横顔に

満足が得られない場合は中学生になってから何本か抜歯をして満足のいく横顔に

仕上げます。

女の子も6番目までの歯がすべて乳歯から永久歯に生え代わるのを確認しなければ

ならないので小学5年生または6年生が終了になると思います。歯が先天的に何本か

ないとか歯が極端に大きい場合は中学生になってから最終仕上げになることもあります。

ただ上顎の成長のピークの10才までにいろいろできるので問題なく終われるケースが

多いと思います。

北足立郡・伊奈町 のインプラント 矯正歯科・歯医者なら服部歯科医院

Filed under: WEB診療日誌 — admin @ 11:28 PM


歯の矯正は何才から始めたら良いかについて(2)

ハイドン 作曲 交響曲 第100番 軍隊

ハイドン 作曲 交響曲 第100番 軍隊

中学生や高校生から歯の矯正をはじめた場合、中学1年生のはじめなら乳歯が全部

抜け落ちて永久歯に代わっていても抜歯しないで治せる場合はあります。

しかし中学2年生以降になると上の顎の大きさがほぼ大人に近くなってくるので

歯並びを良くするために何本か歯を抜いてスペースを作るしか方法がなくなって

しまいます。

抜歯をした場合、当たり前ですが抜歯したスペースをうまく使って歯を並べなおす事に

なります。小学生の低学年から歯の矯正を始めた時はふつう全部の歯ではなくて

主に前歯だけに矯正のワイヤーを通すブラケットをつけます。しかし中学生以上で

抜歯して歯の矯正をする場合は全部の歯に矯正のワイヤーを通すブラケットを

つけます。そして全体の歯を動かしてきれいな歯並びにもっていきます。

そのためブラケットの費用、ワイヤーの費用、ワイヤー調整の費用、その他の

費用プラスかなりの調製時間がかかります。どうしても小学生よりも治療費を

多くいただかないといけなくなるのです。

北足立郡・伊奈町 のインプラント 矯正歯科・歯医者なら服部歯科医院

Filed under: WEB診療日誌 — admin @ 9:38 AM


2011年11月26日

歯の矯正は何才から始めたら良いかについて(1)

ブラームス 作曲 交響曲 第3番

ブラームス 作曲 交響曲 第3番

今も中学生、高校生以上になって永久歯の歯並びが決定的に悪くなってから矯正する

治療が主流です。

私も以前は乳歯の段階で矯正治療に踏み込んでも、乳歯が抜けた後、永久歯が

どのように出て来るかわからないところがあるので中学生以上になってから本格的に

治療すれば良いと思っていました。

しかし今は全く違います。小学生低学年、1年生や2年生から始めるのが最も良いと

思っています。なぜなら小学1年生、2年生の7-8才から歯の矯正を始めた場合

永久歯を抜歯しなくて良いことが多いからです。

それに以外に思われるかもしれませんが、上の顎の成長のピークは10才なのです。

つまり小学5年生や6年生から歯の矯正を始めた場合上の顎の成長を利用しようと

思っても、すでに最高のピークは過ぎつつあるのです。

それが小学1年生や2年生ではうまく利用できてほとんどのケースで永久歯を

抜かずにきれいに並べることができるのです。費用も安くできるので非常に良いと

思っています。

北足立郡・伊奈町 のインプラント 矯正歯科・歯医者なら服部歯科医院

Filed under: WEB診療日誌 — admin @ 9:52 PM