ラヴェルの曲では一般に『ボレロ』が有名ですが、私は『亡き王女のためのパヴァーヌ』の方がはるかに好きです。
元々はピアノの曲ですが、ラヴェル自身が編曲したオーケストラ版もよく演奏されます。ホルンの物憂い感傷的な旋律の後、ハープが出てくると思わず感動してしまいます。ラヴェルの管弦楽曲はどれも『オーケストレーションの魔術師』とまで言われたラヴェル独特の華麗で色彩豊かな音色が発揮された音楽になっています。
私の好きな演奏はピエール・モントゥー指揮ロンドン交響楽団です。ピエール・モントゥーはフランスの指揮者です。
ラヴェルと同じ1875年生まれで、ラヴェルの名曲バレエ音楽『ダフニスとクロエ』を1912年に初演しています。
この演奏は1961年12月にロンドンのキングズウェーホールで録音されました。
埼玉県伊奈町服部歯科医院院長服部行孝
各種健康保険取扱い/予約制・初診・急患随時受付
2010年5月21日
ラヴェル作曲『亡き王女のためのパヴァ-ヌ』
2010年5月20日
マスカーニ作曲 歌劇『カヴァレりア・ルスティカーナ 』間奏曲
マスカー二作曲の悲劇の歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』の中に出てくる美しい間奏曲です。
この曲はよくCMのバックなどに流れていて、聞けばこの曲聴いたことがある。と思われる人も多いと思います。
私はこの曲が好きでよく聞きます。おすすめの演奏は、カラヤン指揮のベルリンフィルハーモニー管弦楽団です。
カラヤンは1940年代に実際に作曲者マスカー二の指揮でイタリアの有名な歌劇場ミラノスカラ座にて歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』を聞いて感激したらしいです。この演奏は『オペラ間奏曲集』に入っています。このCDは他の演奏も美しいですが、なぜか『カヴァレリア・ルスティカーナ』は何回聞いてもその美しさに感動するだけでなく、飽きません。
それは多分指揮者のカラヤンが感動して演奏しているからだと思います。
この録音は1967年9月にベルリン、イエス・キリスト教会で録音されました。
埼玉県伊奈町服部歯科医院服部行孝