月・火・水・金・土
9:00~12:15/14:30~18:15
※12:15~14:30の間は休診

 
午前 ×
午後 ×

休診日:木曜・日曜・祝日

■ 新患随時受付
■ 各種保険を取り扱っております。
■ 保険以外の自由診療については治療内容をご説明し、ご相談申し上げます。

住所

北足立郡伊奈町寿3-132-2

TEL

048-728-5323

アクセス

埼玉新都市交通(シャトル)
羽貫駅下車徒歩3分


大きい地図はこちら

各種健康保険取扱い/予約制・初診・急患随時受付

2010年7月9日

口が開きにくい人について(2)

前回は顎関節に痛みが無い場合を想定して簡単に良くなる方法を書きました。もし右側の顎関節に痛みがあるなら、右を上にして寝た方が良いです。そして食事を食べる時はまず左の犬歯あたりを使う感じで左の方で噛む様にします。以前赤ちゃんがいる若いお母さんが口が開かないと言って診察にこられた事がありました。いつも同じ側に赤ちゃんをおいて寝てると言われました。「反対側にして寝てください。」と言ったら1週間して「治りました。」という電話がかかってきました。重力による顎関節への影響は長期間にわたると無視できません。これでも治らない時は寝る時に薄いプラスチックのスプリントをはめるのも良い方法です。ただし5000円ぐらいかかります。

Filed under: 診療日誌 — admin @ 9:10 PM


2010年7月8日

口が開きにくい人について

下顎は上顎と異なり、頭にくっついているわけではありません。筋肉や靭帯で頭にぶらさがっているだけです。下顎の後ろの関節頭が上顎の関節かにはまりこんでいるだけです。よって口が開きにくい時は他の肘や膝や肩の関節と同じ様に考えれば良いわけです。口が開きにくい原因の1つはいつも同じ下顎の使い方をしている事が疑われます。長時間パソコンや携帯を見ていて、奥歯で強く噛みしめるくせがある。たえず奥歯が接している。夜遅く電車の中で疲れて眠っている人を見ると大抵口が開いているものです。リラックスしていると、軽く口は開いているものなのです。簡単な治療法としてはリラックスしてできるだけ奥歯を接触させない。下顎を前に出すと口が開きやすくなるので、前に出した位置から口を開けたり、前後左右に少しずつ動かしてリハビリするのが良いと思います。

Filed under: 診療日誌 — admin @ 10:16 AM


2010年7月7日

顔を横から見た場合の美しさの基準について

日本人の場合、顔を横から見た場合どういう風に見えていればきれいに感じるでしょうか。アメリカ人の様に非常に鼻が高い場合と日本人の様にそれほど高くない場合と違いはあるのでしょうか。日本人の場合当然アメリカ人ほど鼻は高くありませんが、横から見た場合鼻のてっぺんと下顎の先端を結びます。そしてそのラインの上または内側に下唇があれば合格です。横から見た時十分に美しく感じられます。

Filed under: WEB診療日誌 — admin @ 11:22 PM


2010年7月6日

頬杖をつく事について

小学生や中学生の時にしょっちゅう頬杖をついていたら、どうなるのでしょうか。答えは歯列が狭まるです。頬杖をつくと言う事は頬っぺたを通して、外から力をかけ続けることになります。つまりUの字の形になるはずの歯列が、頬杖をつくことによって横から力をうけ、歯列の途中が内側に入ってしまいます。歯が内側に入る事によって歯並びが悪くなってしまいます。それだけではなくかみあわせもずれてしまいます。

埼玉県伊奈町服部歯科医院服部行孝

Filed under: 診療日誌 — admin @ 9:32 PM


2010年7月5日

缶コーヒーについて

缶コーヒーは各社の競争が激しいせいか、どれも砂糖タップリでおいしくできてるみたいです。逆に言うと缶コーヒーを毎日何本も飲むと砂糖が常に口の中に残っている状態になり、虫歯に非常になり易くなります。缶コーヒーや砂糖の入った紅茶、清涼飲料水を毎日よく飲んでいる人は口の中をみると一目でわかります。歯の歯肉寄りの所がなんとなくザラザラしていて脱灰していて白っぽいです。脱灰してるという事は虫歯の第一段階になっているということです。こういう砂糖の多い物を飲む時は飲んだら水かお茶を飲んで薄め、間隔を十分あけて歯の表面が修復されてから次に飲むべきです。

Filed under: 診療日誌 — admin @ 10:14 PM


2010年7月4日

親知らず(8番目の歯)の神経の処置について

親知らず(8番目の歯)は1番最後に生えてきます。ということは7番目の歯までが出た後の最後の開いたスペースを求めて歯がさまよいながら、出て来るということです。当然親知らずの根っこはウネウネと曲がっています。虫歯が深くなって神経の処置をせざるをえなくなった時、この根のひどいうねりは治療の妨げになります。他の歯なら楽々治療できるのに治療できない事が多いです。オーケイが出るなら、また残す必然性があまりないなら抜歯も選択のひとつです。

埼玉県伊奈町服部歯科医院服部行孝

Filed under: 診療日誌 — admin @ 10:10 AM


2010年7月3日

7歳から矯正を始めた場合について(2)

7歳から矯正を始めても1期治療(乳歯と永久歯が混じっている時の治療)だけでは、治りにくい症例があるだけで、2期治療(永久歯だけの時の治療)を行えばきれいに治ります。また同じ人を矯正で治す場合、1期治療から始めて1度中断し2期治療をした場合の方が、2期治療だけで治療した場合より歯を抜く本数が少なくなる可能性があります。また小学校低学年から始めるので顔の形を成長を利用して整えられるので有利です。

埼玉県伊奈町服部歯科医院服部行孝

Filed under: 診療日誌 — admin @ 8:55 PM


2010年7月2日

7歳から矯正を始めた場合について

7歳頃から矯正を始めるのが1つの矯正の理想的なやり方だと思います。では7歳から始めたら全員がきれいに歯が並ぶでしょうか。これに対する答えは残念ながらノーです。なぜならたとえば隙間が全く無い乳歯が並んでいて、かつその乳歯が平均よりかなり小さいとします。次に生えてくる永久歯が平均よりかなり大きいとします。生え変わった時どうなるでしょう。よほど大きく顎を拡大しないと小さい乳歯と大きい永久歯の差をうめられません。しかし顎の歯の並ぶ所を拡大するのにも、やはり限度があるのです。無理な場合もあるのです。

埼玉県伊奈町服部歯科医院

Filed under: 趣味・雑記 — admin @ 9:31 PM


2010年7月1日

タバコと歯周病の関係について(2)

タバコを長年吸って歯周病になった場合とタバコを吸わないが歯周病になった場合では、治り方に差があります。歯垢(=プラーク)の中の歯周病菌が原因で歯の周りの骨がとけて腫れた場合、タバコを吸わない人は投与した薬にすぐに反応して効き方もよいです。タバコを長年吸っている人は投与した薬に対する反応がなんとなく鈍く治りもある程度の所で止まりがちです。長年のタバコによって末梢の血管がダメになっているからだと思います。

埼玉県伊奈町服部歯科医院服部行孝

Filed under: 診療日誌 — admin @ 9:02 PM


2010年6月30日

タバコと歯周病の関係について

歯周病菌に強い遺伝子の家系の人と弱い家系の人がおられます。弱い家系の人がタバコを20年以上吸い続けるとかなり重症の歯周病になる可能性が高いです。タバコによって末梢の血管がダメになり、歯周病菌の毒素に対抗できなくなり、歯の周りの骨が溶けてなくなっていきます。若い女の人でやせる為に、タバコを吸う人がおられるみたいですが、それでよいのでしょうか。中年になって義歯になっても良いのですか。ひどい場合は総義歯になっても良いのですか。よくお考えになった方が良いと思います。

埼玉県伊奈町服部歯科医院服部行孝

Filed under: 診療日誌 — admin @ 9:53 PM