②反対咬合について
交叉咬合についてはほっておいたら自然には治らず、年齢が上がるにつれて顔のゆがみ、
顔の非対称が目だって来るということは書きました。
反対咬合についてはどうかというと交叉咬合と異なり、永久歯に生え変わる時に
自然に治る症例もあります。しかし絶対に乳歯が抜けて永久歯が生え変わった時に
普通のかみ合わせになるという保証はありません。
ではどうすれば良いのでしょうか。私はできれば3才から5才ぐらいの時に一度普通の
かみ合わせにしておくのが良いと思っています。そうすれば乳歯から永久歯に生え
変わる時に普通のかみあわせになる可能性が高まります。
乳歯の段階で反対咬合から普通のかみ合わせに戻したからといって、遺伝的に
反対咬合の家系なら、乳歯から永久歯に生え変わった時にまた反対咬合になる
ことがあります。しかしその場合でも反対咬合の程度は軽く、簡単な矯正装置の
装着で治ります。
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