歯周病がある程度すすんでいると、当然歯のまわりの骨は少なくなっている所があり、
歯肉も腫れて歯科用の器具でさわると出血する所が必ずあります。
そういうところを歯周病治療していくと確実に出血が減り、歯のぐらつきが無くなって
きます。その反面以下のようなことが症状として出てきます。
①歯と歯の間に物が詰まりやすくなった、これは腫れていた歯肉の腫れが引いた為に、
歯肉が引き締まって歯と歯の間にすきまがあくようになったからです。腫れている状態は
病気が進行している状態ですから、全く良くありません。出血しなくなって歯肉が
引き締まってくると歯のまわりの骨の減少が止まり歯がしっかりしてくるわけですから
審美的な面や物がはさまりやすいのは副作用として納得して欲しいと思います。
②歯が前よりも長く見えて、冷たい水や冷たいものにしみるようになった。
これも腫れが引いて歯肉が下がったために歯の真ん中から下の部分が露出して冷たい
刺激を受けやすくなり冷たいものがしみるのです。これは3ヶ月から半年ぐらいすると
だんだんしみにくくなってきます。すこし不快ですが、我慢してきれいに清掃されるのが
良いと思います。
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