左側が5番目の小臼歯まであれば一応物は咬めます。ただし包丁とまな板に例えると、
まな板が少し小さ過ぎて大きいものが切りにくい感じです。もっと後ろまで、せめて
もう1本ぐらい歯があれば良いのになあーという気持ちは常にあると思います。
そうなると奥歯まで7本ある右側で良く咬んでしまうことになります。
これを長く続けているとどうなるでしょうか。症状が全く出ない人もいると思います。
しかし右の顎の関節がカクカク音がするようになった。右の関節がたまに痛い。口が開きにくく
なった。などいろいろな症状が出て来る人もいると思います。
なぜそんなことになるのでしょう。それは同じ側ばかりで咬んでいると、この場合だと右側
ばかりで咬んでいると右の関節の頭の部分があまり動かさないことになるからです。
右で物を咬む時は少し右へ顎をずらしてから咬みこんでくるのが普通です。この時左側は
物を食べる側からはなれているので左の関節の頭の部分はかなり動きます。 つづく。
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