歯周病を治す時にタバコを吸っている人と吸っていない人では治り方に違いがあります。
タバコを吸ってない人は腫れたり出血があっても、治療に良く反応して、薬の効きも良いです。
これはタバコを吸っていないので歯のまわりの血管が正常で血液の流れが豊富で細菌に
対する防御力が十分にあるからだと思います。
それに対してタバコを吸っている人は最初は薬の力である程度反応するのですが、しばらく
すると治療の治るペースが落ちて治療が頭打ちになる感じがします。
歯周病とタバコの関係にくらべて、肺がんとタバコの関係はどうでしょう。
タバコが肺がんの大きな原因である事は良く知られています。またタバコが呼吸器に悪影響を
及ぼす事も知られています。具体的に言えば呼吸がしにくくなると言うことです。
1日20本以上タバコを吸う人は確実に肺などの呼吸器を傷め、歯周病にかかりやすくし、
また治りにくくし、60才以降になると肺がんになる確率が吸わない人にくらべるとずっと
あがるという事です。
埼玉県 北足立郡 伊奈町 寿 服部歯科医院