3才から反対咬合や交叉咬合になってしまった歯並びを修正できるならしたほうが良いと
思います。なぜなら普通の咬み合わせに比べると乳歯の反対咬合は上の顎が発達する
時期なのに下の前歯が上の前歯を反対咬合で押さえることによってせっかくの上の顎の
成長を押さえることになります。
また交叉咬合は上の歯並びと下の歯並びが交叉しているので左の顔と右の顔の成長が
異なり顔が左右対称でなくなります。
乳歯の反対咬合については5才から6才の乳歯から永久歯へ生え変わる時に自然に
普通の咬み合わせに変わることがあります。しかし5才から6才の時の乳歯から永久歯へ
生え変わる時に永久歯もまた反対咬合になることも多いです。反対咬合になってしまっても
なった直後なら簡単に修正することができます。様子を見ましょうといわれても様子を見ていては
いけません。早めに本来の咬み合わせに戻すことが重要です。
交叉咬合の場合はもっと早く元の咬み合わせに戻すことが重要です。もたもたしていれば
顔がゆがみます。
埼玉県 北足立郡 伊奈町 寿 服部歯科医院