いままでの学問的な事実をまとめると、出生してから食べ方、咬み方飲み込み方を
学んでいく途中で、舌を前と後ろに動かすだけで、物を噛みこなしたり物を飲み込んだり
していると、上の顎が十分発育しないし、上と下の歯並びが狭くなり下の奥歯が内側に
傾いてしまうのです。
乳歯の前歯が出てから歯列の成長の過程において、舌が十分に挙上できなければ
上の顎の発育不全が起こるのです。また側方運動ができなければ、上と下の歯列
歯槽の側方への発育不全や下の臼歯の舌側傾斜が起こるのです。
よって唇をしっかり閉じて、食べものを噛み切ったり、すりつぶしたり、飲み込んだりして
舌を中心とした口のまわり、口の中の筋肉が正常な動きをマスターすれば自然に
口の中が広がり、歯並びも良くなります。
埼玉県 北足立郡 伊奈町 寿 服部歯科医院