虫歯が出来ているとします。
1-1番外にある1番硬いエナメル質に虫歯が出来ても歯がしみたりしません。
この時に見つけて虫歯の部分を取ってプラスチックを詰めてしまうのが最も良い方法です。
2-1番外のエナメル質の内側にある象牙質まで虫歯が侵入すると冷たいものがしみます。
象牙質に虫歯が侵入しても浅ければあまり冷たいものがしみないし、プラスチックを詰めたら
終わりです。
3-象牙質に深く虫歯が侵入すると冷たいものがかなりしみます。すぐにプラスチックを
詰める方法もありますが、私は薬をおいて、セメントをつめておく方法を取ることが多いです。
なぜなら象牙質かなり深くまで虫歯が侵入していると言う事は、神経や血管が虫歯菌に
よってダメージを受けている可能性が高いからです。かなりしみる場合でもセメントのまま
その状態でおいておくと、3-6ヶ月でしみなくなることが多いです。
4-神経近くに虫歯が到達すると暖かい物もしみるようになります。ズキンと痛むことも
あります。こうなると虫歯のある所を注意深くと取って薬をおいてセメントで封鎖するしか
方法がありません。しばらくすると痛みが出て神経を処置する可能性も十分あります。
5-神経に達すると暖かいものがしみてずきずきします。こうなると神経を処置することに
なります。治療回数が増えて治療費用もかかります。
埼玉県 北足立郡 伊奈町寿 服部歯科医院