今日3歳児検診に行ってきました。虫歯のある子はほとんどいませんでした。
しかし37人中、反対咬合の子が4人、交叉咬合の子が1人、叢生(歯が重なったりしている)
の子が少なくとも5人、歯と歯の間にすきまのない子が少なくとも5人いました。
これらの子供すべてが歯並びが悪くなるとは限りません。しかし悪くなる可能性は十分あります。
今の間に費用もかからずやれることは何でしょうか。
①鼻でできるだけ呼吸すること。口でばかり呼吸している歯並びは悪くなります。理由は口を
閉じていないと舌の圧力が内側からかからず、歯列が広がって行かないからです。
②よく咬むこと。やはり十分な力が顎にかかってこそ、顎の発達があるのです。食べものを
あまりかまずにのみこむのは顎の発達によくありません。
③交叉咬合は自然には治らないので左右の顔の形が悪くならないように、小学校1年生か
2年生までに歯科医院にいって早めに治してしまうことをすすめます。3-4歳ぐらいでも簡単に
費用がかからずやれる方法はあります。
④反対咬合は遺伝の要素が少なければ5-6才の永久歯がはえかわる時に自然にうまく
治る事もありますが、治らないことも多いです。やはり3-4歳ぐらいに乳歯の間に簡単に治して
しまう方が安心できます。
埼玉県 北足立郡 伊奈町寿3-132-2 服部歯科医院