上の顎の骨は膜性骨で脳などの中枢神経系、眼、耳、鼻、舌などの感覚器に接することから
出生直後の発育がピークで年齢とともに低下して20才ぐらいでほぼ終わります。
(脳、眼球、舌などの神経型の発育パターンと同じ)
下の顎の骨は長管骨で出生直後に1度ピークがあります。その後は年齢とともに
低下していきますが、脊椎や四肢と同じように思春期に第2のピークを迎えます。
(脊椎や四肢のような一般型の発育パターンと同じ)
上の顎の骨の成長が年齢とともに低下して20才ぐらいでほぼ終わるのに対し、
下の顎の骨の成長は女子が10才ごろからふたたび上昇して行き、14才ごろピークになり
その後は急速に低下して行き20才ぐらいでほぼ終わります。(身長の伸びと同じ)
男子は15才ぐらいからふたたび上昇し始め17才ごろピークになりその後急速に低下し
20才ぐらいでほぼ終わります。(身長の伸びと同じ)
埼玉県 伊奈町 服部歯科医院