(8)30才から39才で矯正をした場合
個人差はありますがいろいろな歯科の処置がしてあり、プラスチックや金属やセラミックが
詰めてあったり、かぶせてあったりしてあると思います。セラミックの場合ははずして
プラスチックの被せ物をしないと矯正の針金を通す歯につけるブラケットがつけられません。
金属のかぶせものは6番目と7番目の歯にかぶせてある場合はバンドをはめるので
バンドがひっかっかるような形であればそのまま使えます。形が悪い場合は作り治して
バンドがはずれない形のかぶせものを作ります。それ以外の4番目5番目の歯に
かぶせてある場合はプラスチックに変えるか、金属の横に穴をあけてブラケットがボンドで
付くようにします。
このような処置をした後で矯正するわけですが、10代で矯正した場合に比べると歯周病に
かかっている可能性が高いので、しっかり歯周病の治療をした後で治療を始めなければ
なりません。それでも矯正治療はきれいに行っても、歯肉が下がって前より歯が長く
見えたり、歯と歯の間にすきまができたりすることは多いです。
埼玉県 伊奈町 服部歯科医院