①血圧が低い人の場合
歯のまわりには歯根膜という血管や神経の入ったクッションのようなものがあります。当然
血圧が低いと歯のまわりの血液の流れが弱く、歯のまわりが歯周病菌に汚染された時、
その毒素にうまく対抗できません。
また歯が虫歯で穴があいた時、歯の内部にも血管や神経が入っているので虫歯になった所を
内側から補強しようとします。その時も血圧が低いと治りが良くありません。
②骨粗そう症など内科系の薬をたくさん飲んでおられる人の場合
歯のまわりの歯周病であれ、歯のまわりの虫歯であれ最終的にそれを治すのは薬ではなく
患者さんの免疫力です。いろいろの病気をもっておられる方はどうしても本来の免疫力が
弱く薬がききにくく、また傷が治りにくいです。
③はげしい運動をするプロのスポーツマンや睡眠不足や過労で仕事をしておられる人の場合
こういう方々も十分どこかで休息をとらないと免疫力が下がり傷の治りが良くありません。
特に睡眠は他のものと代えることはできないので、少しの間でも目を閉じてまわりからの
情報をカットして脳を休ませることが重要です。
埼玉県 伊奈町 服部歯科医院