ラロ作曲チェロ協奏曲
時々上の歯なら５番目、下の歯なら２番目か５番目の歯がない子供をみかけます。
この前診察した子供は下の２番目の歯が左右１本ずつ合計２本ありませんでした。
以前診察した中学生は右上の５番目の歯が１本だけありませんでした。
ようするに乳歯はあるのですが、その下になんらかの理由で永久歯ができなかったわけです。
そういう場合、いろいろな考えがあると思います。
①乳歯が自然に抜けた場合
抜けた分だけ後ろの歯が前によってきます。歯を抜いて矯正したほどきれいに並ばない時も
ありますが、乳歯が小学生の間に抜けた場合は大体はきれいに歯が並びます。
ただし片側１本だけ抜けた場合はあたりまえですが、左と右は歯の本数が違うので左右対称の
歯並びにはなりません。
②乳歯が中学生まで残っていて下に永久歯がない場合
私はすぐに抜いたほうが良いと思っています。なぜならそのままにしておいた場合
３０歳ぐらいになる前に乳歯がだめになって抜く事になるからです。その時になって乳歯を抜いても
全体の歯並びは決まっているのでもう歯は寄って来ません。なにもしないか、インプラントを入れるか
隣の歯を削ってブリッジにするか、義歯を入れるかどれかを選択しなければなりません。
埼玉県 伊奈町 服部歯科医院
