歯周病がすすむとどうなるのでしょうか。歯の周りの骨が溶けて歯がぐらぐらしてくるのがふつうです。
程度が軽いと歯のぐらぐらしている感じは少ないですが、骨がかなりなくなってくると硬いものが咬めなく
なってきます。歯の周りの骨をいかに残すかがポイントです。
どうしたら骨を残すことができるのでしょう。骨を溶かす原因は歯のまわりにつく歯周病菌です。
歯周病菌からでる毒素によって歯の周りの歯肉が腫れるのが歯肉炎です。それがさらにひどくなって
骨まで溶けてしまうのが歯周炎です。歯ぐきから出血してきた。歯の周りが赤い。歯が前より動く感じが
する。歯の周りに白や黄色や黒の石のようなものが付いている。歯や口の中がネバネバする。前より
口臭がする。これらの症状がでた場合は一刻も早く歯周病のチェックをしたほうが良いと思います。
なぜなら早ければ早いほど骨の減少を防げるからです。40才を過ぎれば免疫力が落ちてきます。
歯茎も下がってきて物が挟まりやすくなります。歯周病になりやすい状態になってくるのです。
もちろん20代でも若年性歯周炎になられる人もおられるのでおかしいなと思ったらすぐに歯周病検査を
されることをおすすめします。
埼玉県 伊奈町 服部歯科医院