永久歯の色がかなり茶色から黒っぽい感じの人がおられます。原因として考えられる
1つは乳幼児の時にかぜをよくひき、その時に医師からだされるくすりのなかに
テトラシクリン系の抗生物質が入っていることによるものです。最近は少なくなったと
思いますが、乳幼児がかぜをひいてくすりをだしてもらう場合不安があるなら医師に
直接聞いてみてください。
出生直後から6-8歳ぐらいの歯の形成期にテトラサイクリン系の薬剤を摂取すると
歯の着色が起こります。程度が軽い場合は濃い黄色ですが、ミノサイクリン系の
薬剤を長く服用した場合は緑色から青黒い感じになります。
軽い場合なら少し長めにホームホワイトニングすれば良くなりますが、かなりひどい
場合は表面をけずってプラスチックを詰めるか、表面をけずって型を取ってセラミックを
貼り付けるか全体をけずってセラミックをかぶせるかになります。
埼玉県 伊奈町 服部歯科医院