ふつう子供の顔は両親の顔に似ています。それは両親の遺伝子からできているからです。
もし父親が骨格性反対咬合ならば子供もその可能性が十分あります。
歯の大きさ、形なども両親のどちらかまたはミックスした感じで似てきます。たとえば顔の骨格も
歯の大きさも母親そっくりだとします。その母親の口の中の歯並びのアーチが狭く、歯の大きさも
平均よりも大きめだとします。当然狭いアーチのところに大きな歯が並ぶわけですから、となりの
歯と歯が重なってきて歯並びは悪くなります。子供も顔の骨格も歯の大きさもかなり似ていると
したら、やはり子供も歯並びが悪くなることが予想されます。
どうしたら良いでしょうか。歯並びが悪くなる原因には2つの要素があります。1つは遺伝的要因、
もう1つは環境的要因です。環境的要因には指しゃぶり、舌癖、などの悪習癖やうつ伏せ寝などの
態癖、食事やテレビ視聴の姿勢などがあります。遺伝的要因をなくすことは不可能ですが、環境的
要因をなくすことは可能です。
埼玉県 伊奈町 服部歯科医院