中学2年生以上で歯並びの悪い場合、歯を抜いて治す可能性が高くなります。
それは顔の骨格などが出来上がってきているので、口の中を拡大装置で拡げても
あまり効果が期待できないからです。
そもそも歯並びを良くする方法は4つあります。
①前歯が引っ込んでいる場合、前へ拡大する。しかしもともと出っ歯の人の場合
さらに前歯が出てしまうのでこの方法は使えません。
②横へ拡げる。横へ拡げることによってV字形の歯並びがU字形にかわります。
その時歯と歯の間にすきまがあきます。このスペースを利用して歯並びをきれいに
することができます。
④後ろにある6才臼歯うしろへ移動させる。これは小さなインプラントをつかわなければ
できません。7番目の歯があったりすると移動させにくくなります。
⑤歯を2本か4本ぬいてスペースをつくってそれを利用する。
これが1番確実です。ただ下の歯を抜いてスペースを作った場合そのスペースがなくなら
ないように注意が必要です。
埼玉県 伊奈町 服部歯科医院