ストラヴィンスキー作曲 春の祭典
患者さんはいろいろな事情で歯の治療を中断されるのだと思います。それに対して私のような
治療する側の歯科医師のアドバイスを書いてみたいと思います。
１－中断する前にいつまで歯科医院に治療に来られるか言っていただけると治療がやり易い
です。あと何日あって、何回来られるかを話し合うことによって切りの良い治療で終われる計画を
立てることができます。
２－切りの良い所、たとえば金属をかぶせる所で終わると、その金属をかぶせた場所については
終わりです。ところが切りのわるい場所、たとえば金属をかぶせる型をとったのに、そのまま中断
するとせっかくあと１回金属をかぶせて治療が終わるはずが、未完のままで終わることになります。
３－ひどくしみたり、歯の先端あたりが腫れてしまって、歯の内部の神経や血管を処置した場合
途中で中断すると、殺菌消毒効果が失われてはじめからやり直さなければならない事になります。
殺菌消毒効果がない状態を長く続けていると、最初よりもずっと悪くなり歯を抜く事になる場合も
あります。治療をどこで中断するかは非常に重要なことなのです。
埼玉県 伊奈町 服部歯科医院
で
