小学1年生や2年生の場合まだまだ成長の途中なのでいろいろな歯ならびの修正が
効きます。たとえば下の歯並びと上の歯ならびでは、ふつう下の歯並びのアーチの方が
小さいので上の歯並びのアーチの方が外にあります。ところが時々下の歯並びのアーチが
前歯のところで外へ出ている場合があります。下の前歯が上の前歯より外に出ていると
下の前歯が上の前歯を押さえることになり、上の顎の前への成長を押さえることになります。
小学1年生や2年生には軽度であった骨格の問題が思春期成長期(女の子なら13才から
15才ぐらい、男の子なら15才から18才ぐらい)に悪化して、歯並びを良くしようとすると
顎の骨を切って短くしないとうまくいかない場合がでてきます。
このようにならないためには上の顎の骨の反応の旺盛な小学1年生や2年生の時に
上の顎の拡大して上の歯並びのアーチを下の歯並びのアーチよりも外へ出るようにするのが
良いと思います。そうすれば顔の形も美しくなります。
埼玉県 伊奈町 服部歯科医院