歯周病菌の毒素によって歯肉が腫れ、骨が溶けてしまいます。歯周病菌に強いか弱いかによって
歯周病によるダメージがかわります。遺伝的に歯周病菌に強い家系の人はたばこを吸っていても
細菌の塊であるプラークが付いていても、またプラークが口の中のカルシウムによって石のように
硬くなった歯石が、歯のまわりに多量にくっついていても、骨があまり溶けたりしません。
その逆に父親や母親が歯周病で若くして総義歯になってしまった場合は、その子供は歯周病菌に
遺伝的に弱い可能性があります。30歳前後で歯の周りが腫れてきたり、歯がぐらついてきたりする様だと
歯周病菌に弱い家系なので3ヶ月に1度は歯周病菌の量を減らすために,歯科医院に行って検査をしてもらい
歯周病の治療をしてもらうのが良いと思います。検査をして歯周ポケット5ミリ以上が口の中に多数ある様なら
完全に歯周病です。何度も腫れて骨が溶けてしまう前に歯周病の治療をして、少しでも歯のまわりの骨が
なくならない様にしてください。