下の顎の場合はどうでしょう。骨が歯周病で極端にへってしまった場合は下の顎の下の方にある
血管や神経の管がインプラントを入れる下の骨の表面からかなり近くにあることになります。
骨の長さがないことになり、短いインプラントしか入れられなくなります。また骨の幅がなくなると
細いインプラントしか入れられなくなります。インプラントというのは普通の歯と同じようにインプラントの
まわりに食べ物のかすがついたままだとインプラント周囲炎になります。つまりインプラントのまわりが
腫れたり、出血したり、ひどい場合はインプラントの周りの骨が溶けて膿がでてきたりします。
タバコを吸う人はインプラントの周りの血菅が細く、小さくなりがちです。よってインプラントの周りに出血しなくても
実際はたいへんな問題が潜んでいる場合があります。糖尿病の人は細菌に感染しやすいので注意ぶかく
歯みがきをして細菌を取り去る必要があります。