歯を矯正する時には歯に弱い力をかけ続けます。そうすると歯の周りの骨に
力が伝わり、力のかかった歯の周りの骨が吸収と添加をくりかえし、歯が移動
していきます。弱い力でも十分骨の変形を起こす事ができるのです。
右の手首を右の顎の下に小さい頃からあてて、頬杖をついているとどうなるでしょう。
中学生頃には歯並びの真ん中がずれて左に寄り、顔は真正面から見ると非対称に
なります。頬杖をすることによって顔と歯列の歪を作り出してしまったのです。
顎の関節にも悪影響が及べば口があきにくくなったり、顎の関節が痛くなる恐れがあります。
長い間うつ伏せ寝や同じ方向を下にしていると、やはり同じ様に重力による弱い力が加わり
顔や顎関節の変形が起こる事になります。
埼玉県 伊奈町 服部歯科医院