部分的に歯が残っている場合、かなり多く歯が残っている場合は取り外しの義歯ではなく
歯と歯を固定式につなぐブリッジが可能な場合が多いです。もちろんインプラントも可能です。
しかし残っている歯が少ない場合は、ふつう部分入れ歯になります。この時問題になるのは
入れ歯がはずれないようにする為にどの歯に針金をかけるかです。
針金をかけるとその歯にかなり力がかかります。もともと歯の本数が減ってくると、かみ
合わせの歯の力を受け止めるだけでもかなりの負担になります。
ところが部分入れ歯の針金のかかる歯になると、さらに部分入れ歯の力がかかってきます。
どうすれば良いのでしょうか。
基本的には①部分入れ歯の針金のかかる歯はしっかりした歯である事。
②やむなく少し動く歯に針金をかける場合は多少はずれやすくてもできるだけ
弱い力がかかるタイプの針金にする事。
③部分入れ歯が動きにくいような工夫をする事。入れ歯が動きやすいと針金の
かかる歯も揺さぶられやすくなるからです。
埼玉県 北足立郡 伊奈町 寿 服部歯科医院