- ふつうの矯正は健康保険の適応外でどこからも補助がないので、どうしても治療費がかかってしまいます。矯正治療費に消費税もかかります。たとえば顎を広げる矯正装置を技工所に発注すると大体万単位の請求書が送られてきます。また上下14本の歯に針金(ワイヤーといいます)をとめるためのバンドやブラケットを接着剤でつけて、ワイヤーをセットした場合もやはり万単位の請求書が材料屋さんから送られてきます。その他に治療を手伝ってくれる歯科衛生士さんにもお給料を払わなければなりません。新しいテクニックを使おうとすると、新しい器具を買わなければいけない時もあります。一定レベル以上の治療を行おうとするとある程度は患者さんに負担していただくことになってしまいます。
埼玉県 伊奈町 服部歯科医院 服部行孝