乳歯列にすきまがない場合歯並びが悪くなる確率が高いといわれています。ではどれぐらいのすきまなら良い歯並びになるのでしょう。小児歯科医坂井のデータによると永久歯の歯並びが良好になるには乳歯列に上顎は6・0ミリ、下顎は4・5ミリ以上すきまがあること。上顎3・0ー6・0ミリ、下顎2・0-4・5ミリなら1/3は歯並びが悪くなります。上顎3・0ミリ、下顎2・0ミリ以下なら2/3は歯並びが悪くなります。
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2010年8月18日
乳歯列のすきまについて
2010年8月16日
早めに歯並びをチェックする利点について
何度も書いてることですが、なにもしなければ10人中4人の子供の歯並びが悪くなります。それを防ぐにはどうしたらよいでしょうか。1歳6ヵ月児検診や3歳児検診で反対咬合や交叉咬合や開咬といわれた場合はこの時点で見せてください。ここで何かした方が良いのか、4歳、5歳、6歳にもう1度チェックした方が良いのかお答えいたします。交叉咬合の場合はまず自然には治らないので4歳から6歳ぐらいに治してしまった方が良いと思います。中学生や高校生になると、顔が交叉咬合によって非対称になって来ているので、治すのが大変になります。
埼玉県 伊奈町 服部歯科医院
2010年8月7日
歯並びが良いことについて
歯並びが良いと得することはあるのでしょうか。私はあると思っています。私自身、本当の意味では普通ぐらいの歯並びですが、一般の人から見ると割ときれいに見えるみたいです。はっきりとは覚えてはいませんが、小学生の頃ほおづえをついていたせいか、すこし下の5番目や6番目の歯が内側へ傾いています。また上の歯並びも少し狭まっている感じです。小さい時にもう少し歯並びを広げるチャンスがあれば、鼻呼吸しやすくなってたかもしれないなあと思います。7歳から8歳ころから固定装置で歯並びをひろげると鼻で呼吸しやすくなるのです。
なお次回のブログは8月16日になります。ビバ、夏休み。
埼玉県 伊奈町 服部歯科医院 服部行孝
2010年8月6日
矯正費用について(5)
結局のところ、6歳のお子さんが10人おられたら、4人の歯並びはよくありません。できるかぎり装置をつかわないで治そうとしても、限界はあります。その時将来矯正するよりも今の方が費用も少なくて済むし、中学や高校では塾や部活などで忙しくなり通院する時間もあまりなくなるから、7歳ぐらいから歯並びを乳歯が永久歯に生え変わるタイミイグをとらえてきれいにしてしまおうと思った方は結果は出ると思います。費用も装置ごとに時期をずらして、分割すれば負担が軽くなるのでご相談に応じます。
埼玉県 伊奈町 服部歯科医院 服部行孝
2010年8月5日
矯正費用について(4)
私個人としては、やっていけるなら、矯正費用は安い方が良いと思っています。そのためには4歳から6歳ぐらいに1度上と下の歯並びとかみ合わせの状態、虫歯の状態、歯肉の状態、指しゃぶりその他の習癖を調べる必要があります。乳歯だけの歯並びの時に全部を合わせたすきまが6ミリ以上ならきれいに永久歯が並びます。逆に乳歯と乳歯のすきまの合計が全くなかったり、3ミリ以下だと永久歯の歯並びは悪くなる可能性は非常に高くなります。
埼玉県 伊奈町 服部歯科医院 服部行孝
2010年8月4日
矯正費用について(3)
矯正費用について書いてきましたが、私がやりたい治療は歯ならびが悪くなってから、中学や高校の時矯正をやるのではなく、幼稚園年長か小学校1年ぐらいから乳歯と永久歯の生え変わりを見ていき、その時々の必要に合わせて最低の治療費で歯ならびを良くする的確な治療をやっていくというものです。悪くなってから中学や高校で矯正をやると歯を抜く可能性が高くなります。また費用も全部の歯にバンドやたブラケットをつけてかつワイヤーを何本も取替えていくので50万円以上かかるのが普通です。それに対して幼稚園年長や小学校1年から歯ならびの補正をしていくやり方だと大体30万円以下です。
埼玉県 伊奈町服部歯科医院 服部行孝
2010年8月3日
矯正費用について(2)
では矯正治療費を安くするにはどうしたらよいのでしょうか。私はひとつには矯正装置の数をできるだけへらす事だと思います。矯正装置が少なければ少ないほど、技工所に対する支払いがへります。患者さんの負担もへります。もうひとつは治療期間をできるだけ短くする事です。本格的に装置を入れている期間が短ければ短jいほど、次の患者さんを診る事ができます。治療レベルを下げない範囲で以上2つの事に考慮するのが良いと思います。
埼玉県 伊奈町 服部歯科医院 服部行孝
2010年8月2日
矯正費用について(1)
- ふつうの矯正は健康保険の適応外でどこからも補助がないので、どうしても治療費がかかってしまいます。矯正治療費に消費税もかかります。たとえば顎を広げる矯正装置を技工所に発注すると大体万単位の請求書が送られてきます。また上下14本の歯に針金(ワイヤーといいます)をとめるためのバンドやブラケットを接着剤でつけて、ワイヤーをセットした場合もやはり万単位の請求書が材料屋さんから送られてきます。その他に治療を手伝ってくれる歯科衛生士さんにもお給料を払わなければなりません。新しいテクニックを使おうとすると、新しい器具を買わなければいけない時もあります。一定レベル以上の治療を行おうとするとある程度は患者さんに負担していただくことになってしまいます。
埼玉県 伊奈町 服部歯科医院 服部行孝
2010年8月1日
美しい歯並びにするためには
まず乳歯に虫歯を作らないことです。虫歯ができると歯と歯が寄って来てしまう可能性があります。上と下の真ん中の4本の歯が5歳ごろから8歳ごろにかけてきれいに並ぶ事大事です。8歳ごろにきれいに並んでない場合は並ぶスペースを作るために,歯列全体を広げる必要があります。真ん中の4本の歯がきれいに並べば、あとは左右の6本の乳歯が永久歯とうまく生え変わる様に細心の注意を払って、生え変わりがスムーズにいく様に色々なテクニックを使っていきます。1人1人歯の大きさや生え変わり方が違うので慎重な診断と治療が必要です。
埼玉県 伊奈町 服部歯科医院 服部行孝
2010年7月31日
歯並び相談と「様子をみましょう。」について
5歳から6歳で下の前歯がでてきます。この時がお母さんが子供の歯について注目し、ちゃんと生えるか関心のある時の1つです。この時お母さんが「ちょっと歯が大き過ぎるのではないか。」とか「歯が曲がって生えてきているが、歯並びが変にならないか。」と思って歯科医院に子供を連れて来たとします。「歯が大き過ぎるのではないか。」という質問に対しては歯のサイズを測って、平均よりも大きいか答える必要があります。また「歯が曲がって生えてきているが、歯並びが変にならないか。」という質問に対してはいろいろ問診をして乳歯がなかなか抜けなかったのではないかとか、舌や唇の癖はないかとか、食事の仕方などいろいろな角度から原因を探す必要があります。この時十分に診察しないで「様子をみましょう。」と言ってはいけないと思っています。
埼玉県 伊奈町 服部歯科医院 服部行孝