小児歯科
子供の虫歯予防、虫歯治療、歯ならびの治療などを行うところです。
歯の役割は食べ物を噛むだけでなく、発音を助けたり、口元の形を整える役割もあります。
さらに、姿勢を保つことや噛むことの脳への影響など、全身の健康に深く関わっています。
また、お子様のお口の中は日々成長過程にあり、咀嚼や味覚などの機能を獲得していく上で大切な時期です。
当院では、成長過程にあるお子様の虫歯の治療と予防だけでなく、日頃の生活習慣の中で何か問題点がないかを一緒に考え、お口の健康管理をすること で、お子様の全身の健康管理のサポートに努めていきたいと考えております。
生えたばかりの歯は、まだ石灰化が完了しておらず歯質が未成熟で齲蝕(虫歯)になりやすいため、できるだけ早い時期に虫歯予防の処置を行うことが必要です。
むし歯の予防には
1. シーラント(窩洞填塞・予防填塞)
2. フッ化物歯面塗布(フッ素塗布)
3. フッ化物洗口(フッ素入りうがい薬)
4. フッ化物配合歯磨剤の応用(フッ素入り歯磨き粉)
などの方法があり、これらの併用が有効です。
生えたての歯の表面には虫歯になりやすい小さな溝があるため、あらかじめ専用のセメントや樹脂(シーラント)を用いて溝を埋めてしまいます。
また、高濃度のフッ素ジェルを歯の表面に塗布し、歯を強化(耐酸性を高める)します。またご家庭では、フッ素入りの歯磨き粉やうがい薬を使うことをおすすめします。